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紺屋物語─浜染工房の115年 2025年10月24日~12月14日

2025年10月10日 高崎市染料植物園


浜染工房は、諏訪の紫屋染物店で修業した浜茂人が、旧城下町・松本市で明治44年に開業した紺屋です。初代茂人は、草木染の命名者・山崎斌が昭和4年に松本市に開設した信濃工芸指導所においても染色主任として指導にあたり、太平洋戦争後は二代岸治とともに藍染、草木染の再興に尽力しました。その後、もっとも困難な技法のひとつである藍染の型染を生業として専業し、現在、三代完治が営む浜染工房は、日本でも数少ない伝統的な加温醗酵建を続けている長野県唯一の紺屋で、型染を中心とした高い技術によって作品を作り続けています。
複雑な文様を繊細な色相で染め上げ、寒冷地ならではの冴えた白地に映える藍色の美しさは100年を超える歴史を有する蓄積と洗練によって生み出されたものです。本展では、浜染工房の歴史を物語る資料や藍染作品を展示し、藍染の奥深い染色技術を紹介します。

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